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枝レポート【No.030】

あけましておめでとうございます。
新しい年、希望に向かって歩いていけますように。

2015年も様々なニュースが飛び交った一年でした。
年末にUPするはずだった原稿が慌ただしさの中でそのままになってしまったので少し悩んだのですが、
やはりお届けしたいと思い、年明けの第1稿にさせていただきます。

以前の講演会に講師で来ていただいた朝日新聞の赤井陽介さんが関わっていた
『避難弱者つらい生活』の記事が9月22日(火)朝刊の社会面に掲載されていました。
赤井さんは最近はフェイスブックで数日に1回の割合で
頑張って気になるニュースを発信してくれています。

記事は豪雨による災害で、自閉症の特徴がある人が避難所で様々な困難に出会った、という内容でした。
阪神淡路や東日本の経験からの対応が活かされないのは、
障害がある人への理解が社会では進んでいないということでしょうか。
生命救助のヘリ等の動きは教訓を生かし、
消防、警察、自衛隊が頑張って経験を活かした形で動けたと聞いています。
役所(役場)、特に福祉課も大変でしょうが頑張ってほしいのですが、
被災地の役場は、被災当事者ですから混乱するでしょう。
近隣の役場の福祉課がどのように動けるかを含めて、
社会全体として考えなければ、同じ過ちが続くと思いました。
平時にきちんとシミュレーションをすることで救われる命が多いことは、
東北のいくつかの福祉施設からの報告でも語られています。

そんなことを考えながら秋が過ぎ、10月・11月は暑かったり寒かったり、不安定な気候に振り回され、
例年以上に《SOS》のメールが届きました。
でも、どれも話をするうちに自分で方向を定めていくという流れになっていき、
こんな時代でも青年たちの生命力が安定しつつあることを示されたようで、力づけられました。

次回の講演会は2月27日(土)です。第一希望の代田区民会館の多目的室 が抽選で確保できました。1月は、10件の使用申し込みをしたのに全滅でした…。益々人気の会場です。 この講演会が今年度のまとめとなり、そのあとは、今のところ白紙です。


2016年は、人にも地にも平和が訪れますように。

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