枝レポート【No.016】(夏の研修会:講師プロフィール紹介号②)/活動情報

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枝レポート【No.016】(夏の研修会:講師プロフィール紹介号②)

2012年  夏の講演会  = 共に生きる =  の日程・内容が決まりました。


① 7月27日(金) 10時~12時30分 「担任ができる理解と支援」 (講師:伊藤逞子)
② 7月27日(金) 13時30分~16時 「ことばの教室での実践から」 ((講師:阿部厚仁)
③ 8月27日(月) 10時~12時30分 「合言葉はノープロブレム」 (メイン講師:阿部よしこ )
④ 8月27日(月) 13時30分~16時 「社会生活力をつける」 ((メイン講師:萩原京子 )

講師:プロフィール紹介


阿部 厚仁(あべ こうじ)先生 7月27日(金)午後の部(13時30分~16時)

世田谷区立烏山北小学校主任教諭。「きこえとことばの教室」担当。全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会事務局長。児童に合わせた自作教材多数。著書に『あいうえおばけ』『ようい どん』『シロクマのラジオたいそう』(いずれも少年写真新聞社・ことばの先生のことばあそび絵本)、『子どもが変わる ハッピー・コミュニケーション 家庭内編』『クラスが変わる ハッピー・コミュニケーション 学校生活編』(いずれも小学館)がある。
保護者や子供たちからの信頼が厚く、PTAや学校からの講演依頼で、夏休みには全国規模で走り回っている。自称レインボー・パパ(虹のパパ?…にじのちち!?…二児の父!…)。



阿部 よしこ(あべ よしこ)先生 8月27日(月)午前の部(10時~12時30分)

栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部英文科卒業後、ラジオ東京(現TBS)に入社、子ども番組、ドラマの制作等に従事する。現在、自閉症児者をもつ親たちで設立した社会福祉法人「けやきの郷」(埼玉県川越市)常務理事。著書に『なぞの鳥屋敷』(日本児童文芸家協会新人賞)、『小さなぼくの友だち』(いずれも金の星社)『旅へ!自閉症の息子らと』(岩波現代文庫)などがある。この『旅へ!』は、24年4月、「世界自閉症啓発デー」に呼応し、音楽朗読劇として東京で公演、「けやきの郷」の利用者も舞台に登場、観客・舞台とが一体化しての舞台となり、大きな反響を呼んだ。また、社団法人日本自閉症協会において、約40年にわたり、出版・広報部門の企画編集を担当、機関紙・誌のほか、「自閉症の手引き」、ライフステージに応じた「ハンドブック」各種、「自閉症の人たちのための防災ハンドブック」等の出版物の企画・編集にかかわっている。



白井 和子(しらい かずこ)先生 8月27日(月)午前の部(10時~12時30分)

早稲田大学第一文学部文学科演劇専修在学中から映画製作に携わり、卒業後はプリンス自動車販売株式会社(現日産プリンス)に入社。日本自閉症協会の前身である自閉症親の会の発足当初より庶務・広報としての活動を続け、日本自閉症協会の機関誌「いとしご」や、自閉症ガイドブックシリーズの編集・制作に尽力する。平成20年12月発行の「自閉症の人たちのための防災ハンドブック」企画委員会委員長。「けやきの郷」評議員。

*1992年に須田初枝氏(けやきの郷理事長)親子、阿部よしこ氏親子、白井和子氏親子の6人でカナダを旅する。今回の演題『合言葉はノー・プロブレム』はその旅での体験からのことば。



吉川 順子(よしかわ じゅんこ)先生 8月27日(月)午前の部(10時~12時30分)

早稲田大学教育学部卒業。サンアカデミー日本語センターにて日本語教師。新聞記者であった夫を通じ、自閉症・学習障害と出会い、関わり続けている。



吉川 正義(よしかわ まさよし)先生 (故人)…けやきの郷設立の動きを支えたジャーナリスト

元読売新聞記者。1963年、読売新聞社入社。写真部、千葉支局を経て社会部記者。方面本部、警視庁、警察庁など警察記者のあと都庁記者クラブを担当。遊軍記者時代に主に福祉、教育問題を取材。解説部次長、科学部次長就任。デスクワーク(地球環境問題など)のかたわら、自閉症、学習障害問題の追跡を続けた。その後、金沢読売会館事務局長、東京読売巨人軍企画部長を経て、読売・日本テレビ文化センター勤務。2001年6月から専務取締役・総務本部長。2001年11月に食道がんを告知され、がんと闘いつつ2002年に『自閉症・学習障害を追いかけて-母の目、記者の眼-』を書き上げる。2003年に逝去。著書多数。



萩原 京子(はぎわら きょうこ)先生  8月27日(月)午後の部(13時30分~16時)

幼稚園教諭として勤務ののち、十日市場で加藤醇子医師の診断を受けた自閉症の子どもたちへの指導を担当。その後、引き続き(社)神奈川学習障害教育研究協会の相談・指導室で発達障害がある人への継続支援を行う。2011年4月に指導室Momoを開設し、代表となる。発達障害・自閉症の地域訓練会スーパーバイザー。神奈川県の幼稚園・小学校を中心に、子どもたちの実態把握・事例検討なども行っている。自閉症の子どもたちについての観察の鋭さ、わかりやすさ、温かさには定評があり、心の支えにしている保護者や学校の先生も多い。



地域訓練会ドレミの方々 8月27日(月)午後の部(13時30分~16時)

(萩原京子先生がスーパーバイズしておられる地域訓練会の保護者のみなさん)




【リソース・ルーム枝】
伊藤 逞子 (いとう としこ) 7月27日(金) 午前(10時~12時30分)

公立小学校通常学級の担任を経て、(社)神奈川学習障害教育研究協会に所属。国立特殊教育総合研究所のLDに関するプロジェクトや、文部科学省のLD・AD/HD・高機能自閉症の児童生徒に関するガイドライン策定に参加。2009年『リソース・ルーム枝』を開設。厚木市・大和市・町田市・武蔵野市等で専門家チームや巡回相談チームの一員としてさまざまな学校を巡回し、教育センターや特別支援学校等における事例検討・研修会講師の要請にも応えている。LDに関する執筆や編集協力などがある。

2012年夏の講演会担当    井上 睦美 (いのうえ むつみ)

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