企画のご挨拶
今年は残暑去りがたく、猛暑日が終わらないままに小・中学校の夏休みが明けてしまいましたが、
さすがに、朝夕の風、虫の音に、初秋の趣を感じる季節となりました。
皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
リソース・ルーム枝は2013年も発達に関する困難がある方々の日々の安定した育ちのために、
ご家族や支援者と情報を共有し具体的な手だてを考えてまいりました。
今年度は小・中・高等学校・大学・就職活動・社会人として『生活する』中で、
誰もが経験する『人としての体験』の事例をもとに、参加者の皆様とともに『自分の問題』として
考えるための時間を大切にするための企画を進めております。
3月には特別支援は何を育てるか 何かを奪ってしまう現実はないか
…育ちを助け 奪わない支援を目指して…のテーマのもとに、
支援とは何か、何が必要か、どのように生きていくことができるかなど、
障害のあるなしを超えた語り合いによって、困難にひるむことなく、
未来に生きる力を持つことにつながる時間を、多くの皆様と共有することができました。
10月は、就職活動の中で…本人の自分理解と専門機関利用の実際として、
学齢期から就労までの継続支援の中で向き合った問題について、
支援機関からの発題と、保護者の方からの報告を中心にして、
様々な問題を提起していただきながら考えを深めていく予定です。
発達障害、とくに高機能自閉症・アスペルガー症候群と言われる特徴がある人々を中心に、
就職活動がうまくいかない、職場に定着して勤務を継続するのが難しい、という声が聞かれます。
障害のあるなしに関わらず、職場への定着率が低下している時代ですが、
発達障害の特徴を一部またはいくつか持つと思われる人にとって、
社会人として安心して生きていくことの難しい社会の状況もあります。
今回は、事例を通して、どのように進路を考え就活を進めていったか、どんなサポートが活かせたか、
どんなサポートが欲しかったか、などを探ります。
発題者・支援者が、保護者やご本人と長期にわたって関わってきた中から、
いま、「働きたい」「働き続けたい」と思っている人々に役立つ情報をお伝えできればと思っています。
ぜひ、一人でも多くの皆様にご参加いただきたいと思い、お知らせ申し上げます。
敬具
2013年9月吉日
リソース・ルーム枝
代表:伊藤 逞子
世田谷相談室長(講演会担当):井上 睦美
事務局: 東京都 目黒区 目黒本町6丁目12-5
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